ルーフドレンの排水管の水漏れと防水

■天井やベランダにたまる雨水を流すルーフドレン

ベランダや屋根には、雨が降れば水が溜まります。雨水をそのままにしておくことはできないため、勾配をつけて排水できる設備を用意しますが、これをルーフドレンと呼びます。雨水用の排水口や排水管であり、金属製や樹脂製のものを使って、簡単に壊れないよう作られているのが特徴です。継続的に水に触れるのが問題で、腐食に対して高い耐性を持つ部材で構成されている必要があるため、近年はステンレスで作られたものが主流となってきています。
構造上大事な部分として、接続部分があります。排水口は排水管と一体化させておらず、交換や施工性を高めるために別の部品になるのが一般的です。この接続部分は接着のため、はがれてしまえば水漏れを起こします。異物ができるだけ侵入しないように作られてはいますが、それでもすべてを取り除けるわけではありません。定期的に点検して問題がないのか確認する作業も必要です。雨の多い地域や近くに木がある場合などは特に注意して対応することが求められます。
積雪の多い地域では、構造的にさらに負担がかかります。凍結すると配管の接続部分に入った水分が膨張して、剥がれやすくなり、押し出される可能性が出てきます。こうした特有の問題を防ぐためには、ルーフドレンも積雪地域に合わせた熱伝導の早いものを使うことで対応ができます。カバーに関しても同様で、専用のものを使えば、傷みを少しでも防ぐことができるようになり、負担を軽減することが可能です。

■配管を交換せずにコーティングするライニング工法

ルーフドレンにつながる排水管などから水漏れが見つかった場合には、交換をするのが一番確実な施工方法です。腐食が進み機能を果たさなくなっている場合も考えられますし、劣化により破損しているケースもあります。金属が腐食することにより穴が開いていれば補修はかなり難しい状況です。樹脂の紫外線劣化も防ぐことはできません。
問題は交換工事をする場合、施工費が非常にかさむところにあります。単純にルーフドレンを交換するといっても、取り外しにも手間や時間がかかりますし、1か所で済まない場合も出てくるため、交換も検討して対応が必要ですが、その分だけ費用負担は高まるといえるでしょう。
対応策として、配管のライニング工法もあります。配管を交換せず、内部を清掃しながらコーティングする方法で、交換するほどの手間はかかりません。交換が簡単にできる場所であればこうした工法はいりませんが、高層マンションなど複数の場所に排水管が絡む状況となると、交換は非常に大きな費用負担となるので、ライニング工法のほうが向いています。
いろいろな手法が考案されてきましたが、水が流れている中でも使える方法もあります。ルーフドレンの使用をやめて施工するのではなく、使用をやめずに施工できる方法であれば、大きな問題も発生させずに施工をすることが可能です。
排水口周りも確認して水漏れを調べます。ルーフドレン以外でも、屋上の防水層との取り合い部分が切れてしまって、水がまわってきてしまうことも出てきます。防水層は、一度切れてしまえば、補修は容易ではありません。水がまわってくるだけで大きなダメージも生み出してしまうため、定期的に点検して問題がないか調査しておくことが大切です。

■紫外線劣化を含め防水の状況の確認
屋上の防水層がダメージを受けている場合、建物の内部に水が浸透する可能性も出てきます。排水管の水漏れよりも大きな問題を抱えてしまう状況なのを理解しておく必要があります。防水層の重要なポイントは、補修を前提に作られている点です。紫外線の影響も受ける部分であり、ルーフドレンのように水を流していく役割も持っているため、いずれは新しく施工して新規に作り替えることが求められます。
種類もいろいろとあり、ウレタンなどを塗りつけて層を作る方法もありますし、シート状の部材を張り付けて、上から隙間ができないようにコーティングしていく場合もあります。隙間ができないように作りますが、ルーフドレンの排水溝などは、もともと素材が異なる部材です。伸縮性も違いますし、紫外線劣化をとっても進行度合いに差が生まれます。差が出てくれば、その部分には隙間もできやすくなり、水漏れの原因を作り出すことが考えられます。
耐久年数なども目安にはなりますが、定期的にメンテナンスをして維持に努めておかなければ、長期間耐えられないケースもあるのは理解をしておかなければなりません。塗膜防水に使われているトップコートを塗り替えるだけでも対応できる場合があります。内部の防水層を守ることが必要となるため、定期的にルーフドレン周りなどとともに、紫外線劣化の状況も点検しておけば間違いありません。水漏れを発見した場合には、単純に排水周りの修理や交換だけでは済まなくなることもあるため、屋上回りやベランダなどの防水は、総合的な判断が必要です。

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